「ドラムって、難しいんでしょ?」
「手足をバラバラに動かすなんて、自分には無理…」
ドラムを始めたいと思っている方から、よくこんな声を聞きます。
こんにちは、MUNE DRUM LABの棟です。
今回は、ドラムの難易度を他の楽器と比較しながら、正直にお話ししたいと思います。
結論から言うと、ドラムには**「難しい部分」と「意外と簡単な部分」**があります。
他の楽器と比較することで、ドラムの特徴が見えてくると思います。
前提:すべての楽器に難しさはある
まず、大前提として。
どんな楽器も、それぞれの難しさがあります。
簡単な楽器なんて、ありません。
- ピアノは鍵盤が多くて複雑
- ギターは指が痛い
- 管楽器は音を出すだけで大変
- ドラムは手足をコーディネートする
それぞれに違った難しさがあって、それぞれに魅力があるんです。
ドラムの「難しい」と言われるポイント
まずは、ドラムが難しいと言われる理由を見ていきましょう。
① 手足をコーディネートする
これが、一番よく言われることですね。
- 右手でハイハット
- 左手でスネア
- 右足でバスドラム
- 左足でハイハットペダル
4つの手足を、それぞれ違うタイミングで動かす。
確かに、最初は難しく感じます。
でも、実は
実は、一定の規則性があります。
- いきなり4つ同時に考えるわけではない
- 最初は左足をあまり使わない
- 多くのビートで右手は一定
- 脳トレ的で、慣れると気持ちいい
最初は「難しい!」と思っても、練習すれば必ずできるようになります。
② 全身を使う
ドラムは、全身を使う楽器です。
- 腕
- 手首
- 指
- 足
- 体幹
これらすべてを使って演奏します。
体力も必要に見えます。
でも、実は
実は、力より体の使い方が重要です。
- 強く叩く必要はない
- いかに脱力するかが大切
- スティックの跳ね返りを上手く使う
女性やシニアの方でも、全く問題なく叩けます。
むしろ、力に頼らない分、正しい体の使い方を覚えやすいことも。
③ リズム感が必要そう
「リズム感がないから、ドラムは無理」
これも、よく聞きます。
でも、実は
リズム感は後天的に育ちます。
- 最初からある人はほぼいない
- 繰り返しの練習で身につく
- 音楽を楽しむ姿勢さえあれば大丈夫
才能じゃなくて、練習です。
ドラムが「意外と簡単」なポイント
次は、ドラムが意外と簡単な部分を見ていきましょう。
① 譜面がシンプル
ピアノやギターに比べて、ドラムの譜面はずっとシンプルです。
音程がない
ドラムには、音程がありません。
ピアノは:
- 88鍵ある
- 10本の指でどの音を弾くか考える
- 音程を間違えると不協和音
ドラムは:
- パーツは9つ程度
- 両手両足の4本
- 叩くものは場面によって限られている
音程がないから、間違った音を出すことがないんです。
視覚的に分かりやすい
ドラムの譜面は、視覚的に分かりやすいです。
- 楽器の高さに応じて譜面も記されている
- シンバル系は「×」
- 太鼓系は音符の黒丸「●」
慣れると、楽器の方を見なくても叩けるようになります。
譜面なしでも楽しめる
さらに、簡単なフレーズならば譜面なしでも楽しめます。
実際に、譜面を読まずにレッスンに来ている生徒さんもいます。
音楽の本質を理解していれば、譜面が読めなくても大丈夫なんです。
② 音が出やすい
ドラムは、音を出すこと自体は簡単です。
叩けば音が出る
- 管楽器 → 音を出すだけで数週間かかることも
- 弦楽器 → 最初はきれいな音が出ない
- ドラム → 叩けば音が出る
この「すぐに音が出る」というのは、大きなメリットです。
楽しさを早く味わえる
音が出やすいから、早く楽しさを味わえます。
- 初日からリズムを刻める
- 数ヶ月で簡単な曲が叩ける
- 上達を実感しやすい
この「すぐに楽しい」というのは、続けるモチベーションになります。
③ 基本パターンは少ない
8ビート、16ビート、シェイク。
この3つのパターンをマスターすれば、あらゆる曲をカバーできます。
応用範囲が広い
- ロック → 8ビート
- ポップス → 8ビート、16ビート
- R&B、ファンク → 16ビート、シェイク
- ブルース、ジャズ → シェイク
ピアノやギターは、曲ごとに全く違うフレーズを覚える必要があります。
でも、ドラムは基本パターンの組み合わせで、多くの曲が叩けるんです。
④ 完コピしなくてもいい
曲の通りにやる必要は全くありません。
アレンジの自由度が高い
特に最近の曲は難しいことが多いですが、簡単にアレンジすることは可能です。
- 難しいフィルインを簡単に
- 自分なりのアレンジで
- 基本パターンだけでも十分
プロドラマー本人ですら、ライブでは原曲と違うパターンを叩いていることも多いんです。
自由に楽しめる
ドラムは、ある程度パターンやフィルインができるようになれば、どんな曲でも自分なりに叩いて楽しめます。
この自由度の高さは、ドラムの大きな魅力です。
他の楽器との比較
では、具体的に他の楽器と比較してみましょう。
ドラム vs ピアノ
| 項目 | ドラム | ピアノ |
|---|---|---|
| 譜面の複雑さ | シンプル | 複雑(両手で異なる楽譜) |
| 音程 | なし | あり(88鍵) |
| 音を出す難易度 | 簡単 | 比較的簡単 |
| 初期費用 | 少ない(1万円以内) | 高い(数十万〜) |
| 練習場所 | 練習パッドで可 | 場所を取る |
| 体の使い方 | 全身 | 主に指と腕 |
ドラムの方が簡単な点:譜面、音程がない、初期費用
ピアノの方が簡単な点:手だけで演奏できる
ドラム vs ギター
| 項目 | ドラム | ギター |
|---|---|---|
| 譜面の複雑さ | シンプル | 中程度(TAB譜あり) |
| 音程 | なし | あり |
| 音を出す難易度 | 簡単 | 最初は難しい(指が痛い) |
| コードの概念 | なし | あり |
| 初期費用 | 少ない | 中程度 |
| 持ち運び | できない | できる |
ドラムの方が簡単な点:譜面、音程・コードがない、音を出しやすい
ギターの方が簡単な点:持ち運びできる、一人で完結
ドラム vs 管楽器(サックス、トランペット等)
| 項目 | ドラム | 管楽器 |
|---|---|---|
| 音を出す難易度 | 簡単 | かなり難しい |
| 音程 | なし | あり |
| 初期費用 | 少ない | かなり高い(数十万〜) |
| メンテナンス | 簡単 | 専門的 |
| 体力 | 使うが調整可 | 肺活量必要 |
ドラムの方が簡単な点:音を出す、初期費用、メンテナンス
管楽器の方が簡単な点:持ち運びできる
総合的に見たドラムの難易度
では、総合的に見て、ドラムはどのくらいの難易度なのでしょうか?
初心者が楽しめるまでの期間
ドラムは比較的早く楽しめます。
- 初日:リズムを刻む楽しさを味わえる
- 1ヶ月:8ビートができるようになる
- 3ヶ月:簡単な曲が叩けるようになる
- 半年〜1年:好きな曲を楽しめるようになる
他の楽器と比べても、早い段階で「楽しい」を実感できる楽器だと思います。
上達の実感しやすさ
ドラムは、上達を実感しやすい楽器です。
- できることが目に見えて増える
- リズムが安定していくのが分かる
- 叩ける曲が増えていく
この「上達を実感できる」ことが、続けるモチベーションになります。
マスターするまでの難易度
ただし、極めようとすると、どの楽器も難しいです。
- 微妙なニュアンス
- 高度なテクニック
- 音楽性の追求
これらは、どの楽器でも同じです。
でも、「楽しむレベル」であれば、ドラムは比較的取り組みやすい楽器だと思います。
結論:ドラムは「難しいけど、楽しい」
難しい部分もある
正直に言えば、ドラムには難しい部分もあります。
- 手足のコーディネート
- リズムキープ
- 表現力
でも、これらは練習すれば必ずできるようになります。
でも、意外と始めやすい
一方で、ドラムには意外と始めやすい部分もたくさんあります。
- 譜面がシンプル
- 音が出やすい
- 基本パターンは少ない
- 初期費用が少ない
- 早く楽しめる
大切なのは「楽しむこと」
結局、大切なのは楽しむことです。
「難しいから無理」と諦めるのではなく、「難しいけど、楽しそう!」と思えるかどうか。
ドラムは、楽しみながら上達できる楽器だと思います。
「難しい」を乗り越えるコツ
ドラムの難しさを乗り越えるコツをお伝えします。
① 正しいフォームを最初から
最初が肝心です。
正しいフォームを最初から身につけることで、効率よく上達できます。
変な癖がつく前に、正しく学ぶこと。
これが、最短ルートです。
② 小さなステップで進む
いきなり難しい曲に挑戦しない。
小さなステップで、着実に進むこと。
- まず8ビート
- 次に16ビート
- そしてシェイク
この順序で進めば、無理なく上達できます。
③ 楽しむことを忘れない
「難しい」と思うと、楽しくなくなります。
「面白い!」「気持ちいい!」
この感覚を大切にしてください。
楽しければ、自然と練習したくなります。
楽しければ、自然と上達します。
④ プロに習う
独学でも始められますが、プロに習うことで、効率的に上達できます。
- 正しいフォームを教えてもらえる
- 分からないことをすぐに質問できる
- 効率的な練習方法を学べる
- モチベーションを維持しやすい
特に、現役で演奏しているプロから学べば、テクニックだけでなく、音楽の楽しさも伝えてもらえます。
まとめ:ドラムは始めやすい楽器
ドラムの難しい部分
- 手足のコーディネート
- リズムキープ
- 全身を使う
ドラムの意外と簡単な部分
- 譜面がシンプル
- 音が出やすい
- 基本パターンは少ない
- 初期費用が少ない
- アレンジの自由度が高い
他の楽器と比べて
ドラムは、早い段階で楽しめる楽器です。
難しい部分もありますが、練習すれば必ずできるようになります。
一番大切なのは
音楽を楽しむこと。
「難しい」を理由に諦めるのではなく、「楽しそう!」と思う気持ちを大切に。
一歩を踏み出してみませんか?
「ドラムって難しそう…」
そう思っていた方も、少しイメージが変わりましたか?
確かに、難しい部分もあります。
でも、意外と始めやすい楽器でもあるんです。
MUNE DRUM LABでは、体験レッスンを実施しています。
- 実際にドラムを叩いてみる
- 難易度を体感する
- 自分にできそうか確かめる
百聞は一見にしかず。
実際に叩いてみれば、「これなら自分にもできそう!」と思っていただけるはずです。
- *一緒に、ドラムを楽しみましょう!**🥁
MUNE DRUM LAB奈良・橿原の2拠点でドラムレッスンを行っています。「ドラムって難しそう」と思っている方にこそ、体験してほしい。意外と始めやすい楽器だと分かっていただけると思います。難しい部分も、正しく学べば必ず乗り越えられます。一緒に、音楽を楽しみましょう。
