「ドラムを習うなら、やっぱりプロに習った方がいいの?」
「YouTubeでも学べるのに、わざわざプロに習う意味って何?」
ドラムを始めようとしている方なら、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
私自身、現役でライブ活動を続けながらレッスンも行っていますが、正直に言うと「プロだから完璧」なんてことはありません。
でも、現場で演奏し続けているからこそ伝えられることは、確かにあると感じています。
今回は、現役で活動しているドラマーから学ぶことの意味について、正直にお話しします。
「プロ」って何?まず定義を整理しておきましょう
「プロドラマー」という言葉、少し堅苦しく聞こえるかもしれませんね。
私が言う「プロ」とは:
- ライブハウスやコンサートホールで定期的に演奏している
- 他のミュージシャンと共演している
- セッションホストなどの活動をしている
- 音楽で収入を得ている
つまり、音楽の現場で実際に活動している人という意味です。
現役であることの意味
「現役」というのも大切なポイントです。
今も定期的にライブやセッションに出ているということは:
- 常に演奏し続けている
- 他のミュージシャンと音を出し合っている
- 音楽の「生きた感覚」を持ち続けている
過去にプロだった人と、今も現場に立ち続けている人では、少し違うんです。
現役で演奏しているからこそ伝えられること
① 細かなことに気づける耳と目
現場で演奏し続けていると、音の微妙な違いに敏感になります。
例えば:
- スティックの当たる角度がほんの少し違うだけで音色が変わる
- 力の入れ方のバランスが少しずれるとグルーヴが崩れる
- タイミングがわずかにずれると曲全体の印象が変わる
こういった細かなことは、教科書には書いていません。
でも、実際に現場で演奏していると、体で分かるようになるんです。
生徒さんの小さな変化も見逃さない
レッスンでも、この感覚は活きています。
「あ、今のちょっと良かったですね」 「ここ、もう少しこうするともっと良くなりますよ」
小さな変化や成長に気づけるのは、自分自身が常に音と向き合っているからだと思います。
② 音楽の「流れ」を感じている
現場で演奏していると、曲全体の流れやグルーヴを常に意識するようになります。
テクニックだけじゃない
講師業だけをしている人の中には、テクニックの指導は上手でも、グルーヴや音楽の流れについてあまり深く考えていない人もいるかもしれません。
でも、実際にバンドで演奏していると:
- 曲のどこで盛り上げるか
- どこで引くか
- 他の楽器とどう呼吸を合わせるか
- 全体のグルーヴをどう作るか
こういったことを、自然と考えるようになります。
譜面より大切なもの
実は、生徒さんの中には譜面を読めなくても音楽の本質を理解している人がいます。
そういう方には、私は手放しに誉めます。
なぜなら、音楽で一番大切なのは、譜面を読むことではなく、音楽を感じることだから。
グルーヴを感じられる。 音楽の流れを理解している。 リズムに乗れる。
これらは、譜面を読むことより、ずっと大切なことです。
現場で演奏していると、この感覚の大切さが本当によく分かります。
③ 音楽の楽しさを体で知っている
一番伝えたいのは、音楽の楽しさです。
テクニックは、音楽を楽しむための手段であって、目的ではありません。
テクニックは手段
もちろん、テクニックは大切です。
でも、それは音楽を楽しむためのもの。
- この曲を叩けるようになりたい
- こんな表現をしてみたい
- こんなグルーヴを出したい
そのために、いろんなテクニックがあるんです。
俯瞰で見られる
現場で演奏し続けていると、この全体像が見えている感覚があります。
- テクニックと音楽性のバランス
- 基礎練習と曲の練習のバランス
- 正確さと表現の自由のバランス
こういった俯瞰の視点は、実際に音楽を演奏し続けているからこそ持てるのかもしれません。
独学では気づきにくいこと
YouTubeや教則本も素晴らしいツールです。
でも、独学だと気づきにくいことがあります。
① 音の微妙な違い
動画では伝わりにくい、音の微妙なニュアンス。
実際に目の前で演奏を見て、聴いて、初めて分かることがあります。
「あ、こういう音を出すんだ」
この体験は、動画では得られません。
② グルーヴの正体
グルーヴって、言葉で説明するのが難しいんです。
「ちょっと後ろに乗る感じ」 「前に引っ張る感じ」
これ、動画で見ても分かりにくいですよね。
でも、実際に一緒に演奏したり、間近で聴いたりすると、体で分かるようになります。
③ 音楽全体の流れ
曲のどこで盛り上げて、どこで引くか。
これは、楽譜には書いていません。
音楽を感じる力が必要です。
現場で演奏している人は、この感覚を持っています。
そして、それを伝えることができます。
④ 自分では気づかない癖
自分の演奏を客観的に見るのは、とても難しいです。
- スティックの持ち方が少しずれている
- 力が入りすぎている
- タイミングがほんの少しずれている
こういった細かな癖は、経験豊富な人の目と耳がないと気づけません。
趣味だからこそ、現場を知っている人に学んでほしい
「プロを目指すわけじゃないし、そこまで本格的に習わなくても…」
そう思っていませんか?
実は、趣味だからこそ、現場に出ている人に学ぶ意味があるんです。
趣味だからこそ、楽しさを知りたい
趣味でドラムをやるなら、何より楽しくなければ意味がありません。
現場で演奏している人は、音楽の楽しさを体で知っています。
- どう叩けば気持ちいいか
- どんなグルーヴが楽しいか
- 曲をどう解釈すれば面白いか
この「楽しさ」を伝えられるのは、実際に音楽を楽しんでいる人です。
時間が限られているからこそ、効率的に
趣味で続けるなら、練習時間も限られていますよね。
週に数時間、あるいは月に数時間しか練習できない。
そんな限られた時間だからこそ、効率的に、楽しく上達したいはずです。
現場で演奏している人は:
- 何を練習すれば効果的か知っている
- どうすれば楽しく続けられるか知っている
- 無駄な遠回りをせずに済む方法を知っている
貴重な時間を最大限に活かす方法を教えられます。
「本物」に触れる体験
趣味だからこそ、「本物」に触れる体験が大切だと思います。
- プロが叩く音を間近で聴く
- 音楽の深さを知る
- グルーヴの気持ちよさを体感する
こういった体験は、音楽をより豊かに楽しむための土台になります。
「プロに習う」ことへの誤解
「プロに習うなんて、ハードルが高そう…」
そんな風に感じていませんか?
誤解① 「初心者にはまだ早い」
これは完全に逆です。
初心者だからこそ、最初から正しく学んだ方がいい。
変な癖がつく前に、気持ちいい音の出し方を知った方がいい。
グルーヴの楽しさを、最初から体験した方がいい。
基礎こそ、現場を知っている人に習うべきだと思います。
誤解② 「厳しそう」
確かに、プロの基準は高いかもしれません。
でも、レッスンは楽しくあるべきだと思っています。
生徒さん一人ひとりのレベルに合わせて、無理なく、楽しく。
「できない」ことを責めるのではなく、「できた」ことを一緒に喜ぶ。
小さな成長を、誰より近くで見守る。
それが、講師の役割だと思っています。
誤解③ 「プロの指導は高そう」
レッスン料は確かにかかります。
でも、遠回りする時間のコストを考えてみてください。
独学で1年かかることが、適切な指導があれば3ヶ月でできるかもしれません。
- 時間の節約
- 悪い癖を修正する時間の節約
- 正しい方向への進歩
限られた時間を有効に使えるという意味で、決して高い投資ではないと思います。
私のレッスンで大切にしていること
① 音楽の楽しさを伝えること
テクニックも大切ですが、何より音楽を楽しんでほしい。
これが一番です。
「ドラムって楽しい!」 「音楽って面白い!」
この気持ちを持ち続けられるレッスンを心がけています。
② 一人ひとりのペースを大切に
人それぞれ、目標もペースも違います。
- 好きな曲を叩けるようになりたい人
- じっくり基礎から学びたい人
- グルーヴを深めたい人
- 発表会に出てみたい人
その人にとっての「楽しい」を大切に、一人ひとりに合わせたレッスンをしています。
③ 小さな成長を一緒に喜ぶ
「今のいいですね!」 「前回よりずっと良くなってますよ」
小さな変化や成長に気づいて、一緒に喜ぶ。
これが、講師として一番嬉しい瞬間です。
現場で演奏し続けているからこそ、細かな成長に気づける耳と目があると思っています。
④ 「なぜ」を大切に
「こうしてください」だけでなく、「なぜそうするのか」を説明します。
理由が分かれば:
- 他の曲にも応用できる
- 自分で考えて演奏できるようになる
- より深く音楽を楽しめる
音楽の本質を理解するお手伝いができればと思っています。
まとめ:音楽を楽しむために
現役で演奏しているドラマーから学ぶ意味:
- 細かなことに気づける耳と目がある
- 曲全体の流れやグルーヴを感じている
- 音楽の楽しさを体で知っている
- テクニックと音楽性のバランスを俯瞰で見られる
- 「本物の音」を間近で体験できる
YouTubeや教則本も素晴らしいツールです。
でも、音楽を本当に楽しむために必要なことは、実際に音楽をしている人から学ぶのが一番だと思います。
趣味だからこそ、豊かに楽しみたい
プロを目指すわけじゃない。
でも、せっかく始めるなら、音楽の楽しさを存分に味わいたい。
そう思いませんか?
現場で演奏し続けている人は、その楽しさを知っています。
そして、それを伝えることができます。
遠回りせずに、楽しく上達する
限られた時間の中で、効率よく、楽しく上達する。
変な癖がつく前に、気持ちいい音の出し方を知る。
グルーヴの楽しさを、最初から体験する。
それが、音楽を長く楽しむ秘訣だと思います。
体験レッスンで感じてください
「現場に出ている人から学ぶ」って、どういうことか。
言葉で説明するより、実際に体験していただくのが一番です。
MUNE DRUM LABでは、体験レッスンを実施しています。
- 実際に演奏を間近で聴く
- あなたの演奏へのフィードバック
- 音楽について語り合う
- グルーヴの楽しさを体験する
音楽の楽しさを、一緒に感じられたら嬉しいです。
難しいことは抜きにして、まずは楽しく、一歩を踏み出してみませんか?🥁
MUNE DRUM LAB 演奏活動を続けながら、初心者から経験者まで幅広くレッスンを行っています。何より大切にしているのは「音楽の楽しさ」。一緒に、ドラムを、音楽を楽しみましょう。
